Impact HUB Tokyo

EVENTS

Open EventsTechPhilosophy 2019.03.01

キャスタリアセミナー High Fidelity Sesion1: テクノロジーと哲学

Pocket

このイベント情報は、https://highfidelity1.peatix.com/view?fbclid=IwAR1iojlrGQIJ3JaflhnK7EP7nVQgMThKheM5PWUJkU6bQcpmR9xY4l1uziE からの転載になります。イベント申し込みは元記事からお申し込みください。


未来を見通す、クオリティの高い言葉の記録

High Fidelity とはHiFiのもとになった言葉で、より生音に近いということを意味する主に音楽レコードの盤面に印刷されていました。高品質で講演者が紡ぎ出す生なる音を届けることを宣言したものといえます。

テクノロジーが関わる未来を、現在の叡智に尋ね、探り、動くためのセミナーイベントシリーズです。

主催:キャスタリア株式会社

Sesion1: テクノロジーと哲学

記念すべき第1回は京都大学の若手の哲学者である谷川嘉浩さんをお迎えして、前半は近著の中で執筆された「原理主義」から紐解く現代に関して、後半はテクノロジ全盛の近未来に向けての哲学の役割を語っていただきます。

Player : Tanigawa Yoshihiro 谷川嘉浩
1990年生まれ
京都大学人間環境学研究科博士後期課程
専門はアメリカ哲学(プラグマティズム)の宗教論や公共哲学。観光学の分野でも研究を行っている。京都で消費社会論勉強会などの研究会を通じて、消費社会に関する古典的な著作から新しい研究まで読み解く。伝統社会では、宗教が共同体の紐帯を供給していたが、ポスト伝統社会では、消費が宗教の働きを代替するという観点から、消費社会における貧困や労働、大都市の台頭、広告、ショッピングモール、都市論、食べ物などを議論している。

研究内容
https://researchmap.jp/y-tanigawa/

A-side:宗教から、言葉、そして、有限性へ――原理主義から考える

谷川さんも参加された近著「今からはじめる哲学入門」(京都大学学術出版会刊)はそのタイトルからわかるようにとっつきにくいと思われる哲学を私たちの日常やニュースなどを手掛かりに紐解いていく内容になっています。その中で谷川さんが執筆されたのは「原理主義」に関して。キリスト教原理主義やイスラム教原理主義など日本にいる我々から遠い何かにしか感じられないのかもしれません。しかし、そこに谷川さんは「逃れられない人間の有限性」を見ます。

“人間の有限性を無視してしまえば、自分の把握した限りものを、世界のすべてだと思い込みかねない。手のなかに収まらずこぼれているものが、どれほど多いのか想像しなくなってしまう。恐らく、人が、原理主義のような極端に走ってしまうのは、自身の有限性を忘れ、自分の持っている思想を無批判的に自明視してしまうからではないだろうか。”

原理主義を題材に「有限性」に着目した視座は、便利さと「可能性」に溢れた現代に人間が本来為すべきことを明確に照らしてくれるはずです。

今からはじめる哲学入門(2019年2月20日発売)
https://www.amazon.co.jp/dp/4814001797/ref=cm_sw_r_cp_tai_BeqvCb3WFD8W5

B-side:アルゴリズムx哲学、そこにあるのは戦いか、協調か

“コンピューター・アルゴリズムが人々の人生や命にかかわる機会が多くなるにつれて、倫理的に難しい問題をアルゴリズムでどう対処すべきかという問題が深刻になっている”
“「AIにいかにして倫理的な判断をさせるのか?」に対する1つの答え” MIT Technology Review
https://www.technologyreview.jp/s/122607/giving-algorithms-a-sense-of-uncertainty-could-make-them-more-ethical/sbm/?id=4nC75DKuek9pIN8es3ecsKaqJCnBsEtsfUsZe853QQ5&article=122607&nonce=14720&signature=16AoyNSzLe–m1DxKoLWFj35jDykWwjW8BD6UfmOrad

人文社会系と企業の共同研究が望まれている状況、倫理的問題の議論のあり方(脳死臨調への哲学者のコミット、少数意見の問題)、昨今の企業炎上問題など。
問題や懸案に共同で対処するというとき、哲学が、共同体のコミュニケーションに提示できる手がかりは何でしょうか。
哲学は「意味不明」、「つながらないこと」を理解可能にすることを得意としてい、ます。想定するのは新しいテクノロジーが導入されたときの、ビジネスの個々の現場です。哲学的思考が今起きている日常や現実をどう受け入れるのか、未来にどう立ち向かうのか、そんな議論を進めます。

議論テーマ
・抽象的思考/理論の必要性
・哲学は、理論の宝庫
・思考パターンの多さは、思考の精度を上げる
・自分の頭で考えない、先人や友人と考える
・共同研究――チームを組む
・専門家の使い方
・コミュニケーションのやり方


このイベント情報は、https://highfidelity1.peatix.com/view?fbclid=IwAR1iojlrGQIJ3JaflhnK7EP7nVQgMThKheM5PWUJkU6bQcpmR9xY4l1uziE からの転載になります。イベント申し込みは元記事からお申し込みください。

関連イベント

CATEGORY
TAG